10~30年後… ムーンショット目標

さてさて、未来予測の上で、特に日本にいる以上は

ムーンショット目標というのは外せません。

これの何が注目に値するのかというと、

『内閣府』が発表しているという事です。


ですので、政権が変わったとしても、

一度内閣として方向性を示した以上は、時の内閣が「おしまい」

と言うまで、恐らくは継続していく話なんですね。

研究開発制度として予算もついているものですからね。


で、ムーンショット目標に関しては

「信じるか信じないかは…」のやりすぎ都市伝説なんかでいうものですから、

陰謀論的な枠としてとらえられがちなのですが、

そういう事ではなくて、事実一国の政府がやろうとしている事。

という風に理解する必要があると思います。


ちなみに先述の番組、あぁいうのは気を付けてみないとダメですね。

番組の構成が大多数の真実と、

一つ二つの洗脳的な気付き辛いものが潜り込んでいるように思いますね。

あくまで個人的見解ですが…


話は逸れましたが、そもそも、

ムーンショット目標とはなんぞやという話です。

早い話が、人間を月まで飛ばした(ムーンショット)ような

リスクもあるけど、リターンも大きい

とんでもない発想を研究しようというものです。


内閣府のホームページから引用しますね


1.2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現 

2.2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現 

3.2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現 

4.2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現 

5.2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出 

6.2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現 

7.2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現 


これだけ見ても、よくわかんないですよね。


まぁ、これを表現していきますと、

SFじゃないかと思ってしまうわけでございますが、

事実、研究されていたり、言及されている事なんですね。


僕の勝手な解釈含めです。

全部を見ると長くなりますので、一部だけピックアップしますね。


1.2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現

サイバネティックアバター生活と言われておりますが、

例えば、世界的な外科手術のできるドクターがアメリカに居るとして、

そこから大した動かずに、全世界の手術ができる。

どうするか、例えば日本の病院でロボットアームの手術台がある、

その上に乗ると、アメリカのドクターがVRで手術をする、

5G以降であれば、遅延速度はナノsec、すなわち10億分の1秒の誤差、

これがサイバネティックアバター生活ですね。


次に


3.2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現

これは、内閣府で言っていることが凄いですね。

ということで、これは張り付けておきましょう。


・2030年までに、一定のルールの下で一緒に行動して90%以上の人が違和感を持たないAIロボットを開発する。

・2030年までに、特定の問題に対して自動的に科学的原理・解法の発見を目指すAIロボットを開発する。

・2030年までに、特定の状況において人の監督の下で自律的に動作するAIロボットを開発する。


・2050年までに、人が違和感を持たない、人と同等以上な身体能力をもち、人生に寄り添って一緒に成長するAIロボットを開発する。

・2050年までに、自然科学の領域において、自ら思考・行動し、自動的に科学的原理・解法の発見を目指すAIロボットシステムを開発する。

・2050年までに、人が活動することが難しい環境で、自律的に判断し、自ら活動し成長するAIロボットを開発する。



まぁ、凄いですね。


これを賛成か反対かという事ではなく、

こういう事をやろうとしている組織があるという事を理解することですね。

そして、こういう風に実際になっていくことも理解した方が良いですね。


その上での地方の在り方という事を考えていく必要がありますね。


例えばですが、つくば市のように未来都市を目指す地方もあります。

しかしながら、同市の場合は、大学という研究施設があり、

投資という、お金の循環もある。


一方で、新しいもの好きでテクノロジーに乗っかってしまえば、

お金が続くかどうかが、ポイントとなってしまう。


国に言われるがままにしたら、皆同じ方向性となります。

残れるところと、そうではないところに分かれてしまうでしょう。


果たしてそれでいいのでしょうか…

それゆえ、地方は独自の選択肢を持った方が良いと思いますね。


長くなりましたので、今回はここまで。



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