地域の代表からテーマ毎の代表へ

今回は地方政治のお話でございます。


地方自治体における議員の役割の変化についてです。

平成の頃、地方においては平成の大合併といいまして、

実際住んでいれば、よくよくご存知の話かと思います。


が、その場におりませんと、なかなか実感がつかめないんですね。

僕も実際に住んでみて、いまもなお、その違いを実感するところでございます。


で、この甲州市はと言いますと、

大和村、勝沼町、塩山市の1市1町1村が合併して、

甲州市となったわけでございます。


ですので、そういう風に合併が続いた時代と言いますのは、

地域毎に、それぞれの主張をしなければなりません。


そもそも、政治と言いますのは

命、生活、経済を守る事というのが基本にあり、

もう一つ言い方をされるのが、

僕が政治を教わりました田中良紹先生曰く、

自らへの利益誘導です。


この利益誘導というのが、

米国へと歪んでしまったのが現在の政府などな訳ですが、

地方においても、自らの地域ごとに主張をしないと・・・

という事で、地域ごとの代表、

市議会議員の役回りとなったわけです。


しかしながら、昨今では、

昔のような利益誘導ができるわけでもなく、

地域毎のインフラ整備も平準化され、

何よりも地域毎の区長さんの役割が増えて、

市議会議員における地域毎の代表という役回りは

徐々に変わってきたと思います。


しかしながら、

この市議、県議、国政というピラミッドが、

現在の政党政治においては

大変、悪い作用をしてしまっております。

日本の政治における問題点は、この点そのものにあると思います。


これからはもっとテーマ毎に政治家を選出していく必要があると思います。


何度も言いますように、今は大きな時代の転換点でございます。

様々な面において、テーマ毎の深堀が必要となります。


もちろん、いま、この時点では、

命・生活をまずは守ることが最優先です。


その次には、というかコロナが落ち着いたらと言いましょうか、

何よりも、これまでとは変わってしまった、

新たな時代に向けて、様々な仕組みを作り替えねばなりません。

やるべきことは沢山あります。


まずは、足元から変えていくのが次の時代の始まりです。

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個人的な雑感等々

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